英会話を習得するのに駅前留学は良い方法か

英会話を習得する方法の中に、駅前留学と言うものがあります。駅前に多い英会話スクールに通うと言う方法で、通勤や通学の途中で時間を上手に利用して英語を学ぶことができるものとなっており、その多くは外国人講師が少人数やマンツーマンで会話を教えてくれるので非常に上達が早いと考えられています。

しかしこの方法にはいくつかの問題点があることを指摘されています。
1つはいきなりネイティブの外国人と会話をしなければならないことで、そのプレッシャーから誤った英語を覚えてしまうことです。外国人講師は直感的にその発音が誤っていると修正をしてくれるのですが、なぜそれが間違っているかが理解できないことも少なくありません。それよりも修正されることが嫌でだんだん通わなくなってしまうと言うことも多いのです。

もう一つは、あらかじめ予約をして決まった時間に通わなければならないと言う点です。
特にビジネスマンの場合には急な残業やその他の都合により通うことができなくなると言うことも多いため、そのために予約の変更などを行わなければなりません。本人にぜひとも英語を覚えたいと言う気持ちがあればあまり苦にならないことも多いのですが、それでも変更等が多い場合には講師の方に嫌がられてしまうこともあるため注意が必要です。これが積み重なってしまうと心情的になかなか通ことが辛くなってしまい、継続的に学習をすることができません。

英会話を習得にはその他にも様々な方法がありますが、一般的に言葉を覚える際には必要に迫られないと覚えないと言うことが多いものです。駅前留学も周囲が外国人や英語を話さなければならない環境に追いやられると言う面があり、その意味では必要に迫られて英語を話さなければいけない環境を作っていると言えるものですが、逆にその場から離れてしまえば英語を話す機会が非常に少なく、自分の気持ち次第では通わずに済ませてしまうと言うことも少なくありません。これでは英会話を習得するために必要な状況を作ることができないと言う面もあります。
英会話を習得するために効率的な方法は、英語しか話すことができない友達を数多く作ることです。これは駅前留学でもどこでも良いのですが、普段から仲良く付き合うことができる友人を作ることで、日常会話でも英語を使う場面を増やすことが非常に重要なポイントとなっています。逆にその友人も会話をしたいと言う思いが強ければ丁寧に英語を教えてくれる状況ができるので、様々な言葉を覚えることができるメリットがあります。さらにその人の持つ文化的な背景を学ぶことが出来るのも大きなメリットです。

日本人の英語教育の問題点とは何か

日本人は古来から英語教育に力を入れてきたのですが、実際に英語を上手に話す人の多くは学校教育ではなく、その他の方法で習得をしている人が多いのが実態です。その理由は日本人の英語の覚え方が実際に利用する場面を想定していないことによるものと考えられています。そしてその多くは、受験勉強や客観的にその学力を評価するための要素と考えられている面が多いためです。

古くから中学校の必修科目となり、また高校受験等ではその学力を評価される対象となっていることから、問題に対して確実な答えが出せるような方法で教えられてきていることが多いのがその主な理由です。しかし実際の英会話では状況に応じた発音や単語の選び方が非常に重要となっているほか、同じ質問に対してもいくつもの答えが生まれる状況を考えると、必ずしもこれが効率的に英会話の能力を習得できる方法とはなっていません。

日本語を覚える際に様々な文法をはじめに学習することは少ないものです。一般的に日本語を子供が覚える場合には親の会話を聞いてその発音や言葉の選び方を直感的に覚えていきます。そのため地方で育った人はその地方独特のなまりがあったり、また発音も微妙に異なってしまうことが少なくありません。英語も同様に、会話の状況において選ばれる単語が異なり、さらに相手に理解をしてもらおうとするために自分の様々な表現力を駆使して会話をすることが多いものです。したがってこれが文法的に誤った表現であっても、前後の状況から嘘の意味が相手に伝わると言うことが多いのです。

日本人が英語を覚える場合にはほとんどのケースで文法を習得することが多くなっています。その理由は客観的に基準を明確にして習得する方が評価しやすいことによります。実際に学校で学んだ会話の方法で外人と話をすると、逆に堅苦しくその意味が伝わらないことも少なくありません。そのため会話を続けると相手から異様に思われてしまうことも多いので注意が必要です。

現在ではその教育の方法も大きく変わっており、特に幼児の頃から日常的に英会話に触れることで直感的な習得をする教育が行われるようになっています。これは言葉を覚えるには非常に良い方法であり、周囲が利用する言葉を耳で実際に聞きながら直感的に覚えていく方法が非常に効果的であると見直されているのです。従来の日本人は大人はこの方法では習得をすることができないと考えていた面がありましたが、最近では大人でもこの方法で習得する人が多くなっているのが実態です。

日本人の英語教育が読解偏重である理由とその問題点

日本人の英語教育は読解偏重であると言われています。文法と単語を覚え、正確に読めるようになることを重視しています。それゆえ学校の試験は文法と単語、読解が中心であり、リスニングや英作文のウエートは軽い傾向があります。スピーキングにいたっては、テストを受けて点数を付けられた経験がない人がほとんどでしょう。
日本の英語教育がこのスタイルになった理由は3つあります。

1つめは日本が欧米の学問や知識を吸収して発展するとき、英語を読める必要があったことです。
文明開化以降、欧米との交流が盛んになり、あちらの優れたところを学ぼうとしました。そのとき障壁となるのが言語で、学ぶべき内容を含む書物を訳すことが求められました。勉強する動機が訳すことですから、その方法は当然ごとく読解中心になったのです。

2つめは漢文を読む文化があったことです。
欧米から学問と知識を学ぶ以前から、日本は中国の影響を受けていました。学問だけでなく芸術分野でもその影響は大きく、学ぶイコール漢文という時代もあったほどです。私たちが使っている文字は、漢字とそれをアレンジしたかな文字です。ですから読み方を学べば漢文を読めるようになれます。そういった事情で、言語を学ぶことは読解をすること、というイメージが続いているのです。

3つめは4能力すべてに優れた教育者を育てられていないことです。
中学校や高校の教員の多くは、20代前半でその職に就きます。しかも就職してからの多忙はメディアが報道している通りで、言語学習を深める時間はありません。つまり20代前半までに4能力を身に着けなければ、それを教育することができないということです。これまで述べてきたとおり読解偏重のこの国で4能力をマスターするのは難易度が高いです。その結果として、スピーキングやライティングを教える能力のない教員で溢れかえる現状となりました。

読解が得意であることに越したことはありませんが、他の能力を軽視してはいけません。なぜなら海をまたいでの人の移動が増え、外国人とコミュニケーションをする機会が増えているからです。リーディングは情報を得たり、人の主張を理解したりする手段ですが、一方通行です。自分の主張をする手段であるライティングとスピーキングができなければ双方向のコミュニケーションは成立しません。またリーディングとライティングは時間がかかり、即時性がないことから、それだけでは対人の交流では難しいです。これらの問題をクリアするために、4能力すべてを伸ばす英語教育法が求められています。

英語を学ぶのに効果的な方法とは

英語を学ぶのに最も効果的な方法は、英語の音楽を聴くことです。

はじめは何を言っているのか全くわからないものですが、だんだんと聴き込んでくるとその単語のイメージがつかめるため、非常にわかりやすくなるとともに、様々な言葉がわかるようになります。
英語の歌の場合には日常会話とは異なり比較的はっきりと発音されていることが多いのですが、それでも外国人独特の様々な特徴を知ることができるので便利です。
日本人が学校で学ぶ英語で最も問題な点は発音であり、特に学校で教える場合には日本人がわかりやすくするために日本語の発音に近づけていることが少なくありません。
しかしこれでは外国人の耳には異なった単語と聞こえてしまうことが多いものです。特に日本人が最も間違いやすいのが「r」と「l」と言われており、日本語では同じように「ル」と表示するしかないのですが、これは微妙に発音が異なっています。
同じような発音が英語にはたくさんあり、これらの違いは日本語では表現できないので耳でそのイメージをしっかりと覚えることが重要となっているのです。しかし早い英語の日常会話の中ではその違いを明確にすることができません。また英語教師などに学ぼうとしても、なかなかその違いを習得することが難しいものです。
外国人は直感的にその違いを小さな頃から体験しているので、異なる発音であることを自然と認識しており、また文字を見ただけでその発音をすることができるようになっていますが、日本人の場合にはアルファベット等は日常的に親しんだカタカナやひらがなにその音を変換して覚えていることが少なくありません。この際に誤った音を覚えてしまうのです。これに対して英語の歌をよく聴き込んでいると全体のイメージを音の中でとらえることができるため、その違いを覚えることができるのがポイントです。
英語を学ぶには様々な方法があります。数多くの外国人が話す英語を聞くことも非常に良い方法となっていますが、ほとんどの場合がその内容を覚えようとするあまりに発音などは早合点してしまうことも少なくありません。英語の音楽を聴くとメロディーに乗った発音であるため非常に覚えやすくなっており、またアクセントやイントネーションも明確に表現されることが多いのでその音をしっかりと認識することができます。そのため、非常に効果的に英語を学ぶ方法として注目されているのです。